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2010年10月 9日 (土)

ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番・嬰ハ短調

 お晩!

 ところで、10月2日に行われました、フィギュアスケートのジャパンオープンは、近年稀に見る 大ピアノ協奏曲大会 であった。

 まず、小塚崇彦が、リストの第一番。
 アメリカのリッポンが、ラフマニノフの第二番。
 アンディーが (安藤美姫が)、グリーク。
 あと、浅田真央の「愛の夢」も、ピアノとオケのコラボ仕立てだ。

 スケーターの間で、ピアノ協奏曲が大流行しているんですかね?

Adamrippon101002a ところで、リッポンのラフマニノフですけれども。
 この演技を見て、違和感を覚えた人は、多いのでは、ないか?

 ★リッポンのフリー演技
 http://www.youtube.com/watch?v=gwcrG7JCN-Q

 そうです、この曲はハ短調 (Cm) の筈なのに、リッポンの音源は半音高い 嬰ハ短調 (C#m) なのだ。
 何故わざわざこんな事をしたのか?

 俺の推測だけど~
 リッポンは、前半は第一楽章、真ん中のスローパートは第二楽章を、使っております。
 第一楽章は ハ短調 (Cm)、第二楽章はホ長調 (E) だ。
 ここで、ハ短調からホ長調に繋ぐのは、音楽的に?無理がある。
 それで第一楽章を半音上げて、嬰ハ短調にしたのではないか?

 たぶん…

Adamrippon101002b 嬰ハ短調→ホ長調なら、自然に繋がります。
 もしそこまで気を配ったのだとしたら、まっこと細やかな配慮と、いえましょう。
 しかしながら、あのラフマニ2番を半音上げるとは、大胆でもある。(笑)
 ちなみに、後半に再び第一楽章が出てくるが、ここは普通にハ短調だ。(笑)

 ところで、リッポンの演技の曲構成は、まず第一楽章で始まって、スローパートが第二楽章。最後のパートは、第一楽章の行進曲風の主題再現部を使って、ステップで盛り上げる構成だ。
 この構成は、1994年リレハンメル五輪で、ペアのミシュクテノク&ドミトリエフが、やりました。

 ★リレハンメル五輪 ミシュクテノク&ドミトリエフ フリー演技
 http://www.youtube.com/watch#!v=Sv21jhHimMs&feature

 あと、高橋大輔と村主章枝も、トリノ五輪で、やりました。
 スケーターの間では、定番の構成と、いえましょう。
 その中でも、今回のリッポンの編曲は、よく出来ていますね!

 しかしながら、マンネリ感も…
 俺だったら、スローパートはそのまま第一楽章の第二主題を使って、後半は、第三楽章の最後のカデンツァ → Maestoso で、モリ上げるでしょう。
 そして、アルベールビルで伊藤みどりがトリプルアクセルを決めた「あの部分」を、必ず使います!

 誰かこの構成で、演技してくれませんかね?

 バーなら

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